理念「缶の社会貢献を全面的に支援する」に沿ったM&Aで事業を拡大
株式会社ヒロハマの廣濱泰久代表取締役会長は2015年12月、カウテレビジョンの取材に応じ、事業の進捗と近況を語った。
64期目を迎えるヒロハマは一斗缶の蓋や口金、キャップ等、缶のパーツの製造販売で全国トップシェアを誇っている。同社は国内外に9社の関連会社を持ち、さらに2015年10月には福島県いわき市の「株式会社アルトップ」をM&Aで事業取得した。アルトップは缶詰の蓋などに使われる「アルミイージーオープン蓋」を製造する国内でも数少ない会社だという。ヒロハマグループに加わったことで販路開拓など相乗効果が期待されている。廣濱会長も「未来の事業の柱になる可能性がある」と同社への期待を語った。
また、ヒロハマの採用活動は2016年4月入社予定の新卒が7名内定しており、2017年は4〜5名の採用を予定しているという。廣濱会長は「今後も理念である【缶の社会貢献を全面的に支援する】からブレない会社づくりをしていきたい」と語った。
(取材:カウテレビジョン千代島麻乃 2015.12)
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