【ヒロハマ】M&A後も順調に成長
2017年2月、株式会社ヒロハマの広浜泰久会長を約1年ぶりに取材した。 ヒロハマは一斗缶の蓋や口金、キャップ等、缶のパーツの製造販売で市場シェアナンバーワンの会社だ。2015年5月に「株式会社アルトップ」をM&Aしたことで、想定通り販売網の広がりや新規顧客開拓につながり、売上も順調に伸びているという。今後はさらに「缶のパーツメーカー」という枠を超えて、缶メーカーやその先のユーザーへの金型やキャッピング機の提供・メンテナンスなど、缶に関わる技術サービスの範囲を広げていく方向性だという。その打ち手の1つとして、2018年にヒロハマの千葉工場敷地内に「技術センター」を設立する予定だそうだ。
また、最近では千葉県船橋市が市内の優良な工業製品や工芸品を選抜する協議会において、ヒロハマの缶パーツが「ふなばし産品ブランド」として認証された。こういった取り組みを通じて、地域との関わりを深めていきたいと広浜会長は語る。
同社の採用活動も順調なようだ。2016年は7名が入社、2017年は3人の採用が決まっている。「就活は天職を探すこと。自分の能力が1番引き出される会社と出会って仕事に就いて欲しい。ヒロハマもそんな会社を目指したい。」と広浜会長は力強く語った。
(取材:カウテレビジョン千代島麻乃 2017.2.2)
10年で10億チャレンジ!〜ヒロハマの挑戦〜
2018年3月、約1年ぶりに株式会社ヒロハマの広浜会長にお話を伺った。同社は、缶パーツの専業メーカーで市場占有率60%を超える国内No.1企業だ。広浜会長によると2017年は特に働く環境づくりを強化してきたという。 ヒロハマグループの一社、P・Sヒロハマ勝央工場では、今まで外注していた仕事を内製化するために工場を拡張した。千葉工場では施設の老朽化や人員増のため、会議室や休憩室がある事務厚生棟...【ヒロハマ】M&A後も順調に成長
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株式会社ヒロハマの廣濱泰久代表取締役会長は2015年12月、カウテレビジョンの取材に応じ、事業の進捗と近況を語った。 64期目を迎えるヒロハマは一斗缶の蓋や口金、キャップ等、缶のパーツの製造販売で全国トップシェアを誇っている。同社は国内外に9社の関連会社を持ち、さらに2015年10月には福島県いわき市の「株式会社アルトップ」をM&Aで事業取得した。アルトップは缶詰の蓋などに使われる「アルミイ...