ソースネクスト株式会社   松田憲幸 社長

積極的なM&Aで市場を活性化〜ソースネクストの新たなチャレンジ〜

2017年5月、ソースネクストの近況を伺った。ソースネクストはパソコン・スマートフォンのソフトウェア及びハードウェア等の企画・開発・販売を行う東証一部上場企業。創業21年目。松田社長は現在、一年間の半分以上を米国シリコンバレーに滞在し、常に新しい技術やアイデアを国内に逆輸入して自社開発などに活かしているという。
 ここ1年間の大きな動きとしてはM&Aを積極的に進めている。まず2016年12月に、高画質なストックフォトを販売するマイザ(株)を買収。また2017年5月には、はがき作成ソフト「筆まめ」を販売する株式会社筆まめを買収。2016年4月にMac用はがき作成ソフト「宛名職人」の著作権および商標権も取得しているためはがき作成ソフトで長年実績のある商品が2つソースネクスト製品となった形だ。これらのM&A等によってソースネクストはハガキ作成ソフトで国内シェア約75%を獲得したことになるという。縮小するはがき市場を活性化させ、はがきを書かなくなった人を書く人に変えられるようなムーブメントも今後チャレンジしていきたいと松田社長はいう。
 また、2017年4月に、言語学習プログラム「ロゼッタストーン」を提供するロゼッタ・ストーン社の日本法人を子会社化。「ロゼッタストーン」ブランドに関しても国内無期限商標使用権、国内独占販売権、製品改変権(プログラムの機能などを新たに追加・変更できる権利)を取得した。今後の日本での「ロゼッタストーン」ブランド製品の広がりが期待される。
 採用状況について伺うと、特に海外での人材の採用を積極的に行っているという。「超・少数精鋭」をキーワードに、人員規模の追究ではなく一人あたりの生産力で勝負して、筋肉質な会社を目指す方針だそうだ。2017年の世界最大規模の「働きがいのある会社ランキング(Great Place to Work Japan)」では、従業員100人以上999人未満の部門で、ソースネクストは9位、さらに女性の働きがい部門では第4位にランクインしたそうだ。今後も同社の成長に注目したい。
(2017年5月9日 取材:カウテレビジョン千代島麻乃)

この社長のVTRを全て見る ※番組は新しいほうから順に並んでいます。