ダイヤ精機株式会社   諏訪 貴子 社長

【ダイヤ精機】海外も視野に入れて更なる成長へ

「町工場の娘」。このキーワードでピンとくる人もいるかも知れない。ダイヤ精機株式会社の2代目、諏訪貴子社長の著書のタイトルだ。今や全国から講演依頼があり、3年連続で年間100回以上の講演をこなす「町工場」の女社長である。ダイヤ精機は主に自動車部品の測定具を製造するメーカーで、創業52年、社員数は33人。終業5時以降でも工場からは爆笑する社員さんの声が聴こえるそうで、苦楽を共にしてきた真面目な社員と家族的な雰囲気が同社の自慢だと諏訪社長は語る。
 取材以降の新しい動きとしては、アメリカの企業からダイヤ精機の商品が欲しいと声がかかり、直接取引が始まったそうだ。海外への製品輸出は、日本の自動車メーカーを通じて間接的には以前から行われていた。しかし、海外企業から直接製品を受注して輸出するのは創業以来初めてとなる。また、自動車業界以外への製品展開も視野に入れているそうで、他の国や業界を超えた新しいフィールドを開拓していきたいとのこと。しかし闇雲に事業拡大を目指したいという意味ではなく、あくまでもアットホームで、みんなでワイワイ試行錯誤できる「ザ・町工場」で在り続けることにはこだわっていきたいそうだ。
 また、人材採用も順調とのこと。2016年は4人の社員を新しく迎えた。しかもそのうち2人は、「ダイヤ精機にはもったいないから他の会社も見て、それでもうちが良かったら入社して下さい」と一度お断りするぐらい優秀な社員だという。諏訪社長の採用基準は「笑いのセンスが同じかどうか」。同じ時間を共有する仲間として、楽しいと感じる場面が同じであるか否かは非常に大事だという考え方だそうだ。今後も同社の成長に注目したい。
(取材:2016年12月7日カウテレビジョン千代島麻乃)

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