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コトブキシーティング株式会社   深澤 重幸 会長

Made in Japanを世界に広める老舗グローバル企業の事業展開に迫る!

 コトブキシーティング株式会社は、スタジアムやコンサートホールなど、公共施設で利用される施設家具の製造・販売事業を世界7カ国でグローバル展開するトップメーカーだ。2019年10月、同社の深澤重幸会長に近況を伺った。
 ラグビーワールドカップや東京オリンピックなど、近年のスポーツ界の盛り上がりが同社にとって大きな追い風となっているそうだ。実際に東京オリンピック関連施設の多くに同社の製品が採用されており、「国際的スポーツイベントが続いていることで、日本のお客様の理解もグローバルになってきた」という。
 一方、深澤会長は現在の盛り上がりに対して冷静な見方を示し、「社内の皆がオリンピックの後を考えている」と語る。人口減少による国内マーケット縮小が懸念される中、業界に先駆けてグローバル展開を進めてきた同社。今後は、これまで以上に多くの地域で事業を展開し、海外売上を伸ばして行く予定だ。
現に、シンガポールのVictoria Theatre and Concert Hallや、スウェーデン船会社Stena Lineのフェリーにも同社の製品が使われており、「今でもMade in Japanの品質に対する国際的な信頼は厚い」と語った。
 なお、採用面においては、来年春に10名の大卒者が入社予定だという。毎年コンスタントに採用を続けている同社だが、昨今の採用売り手市場の影響もあり、エンジニア不足が進んでいるそうだ。公共施設で使われる家具は、一般に求められるデザイン性に加え、建築物の基準を満たす安全性が必要だ。深澤会長は「ウチのコアはやはりエンジニア。施設利用者の安全を守る為にも、深く技術を追求できる人が必要」と語った。
(2019年11月 カウテレビジョン/紫垣寛)

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