越野建設株式会社   越野 充博 社長

国内トップシェアを誇る「音楽マンション」へ

2018年5月、越野建設の越野充博社長にお話を伺った。同社は総合建設業として、学校などの公共施設をはじめ、商業ビルや住宅など民間の建設・リノベーションまで手掛ける100年企業だ。中でも成長著しいのは、楽器対応賃貸「音楽マンション」。現在、国内トップシェアを誇っており、2018年の春には24棟目が完成した。今、設計・施工中を含めるとすでに30棟に達するという。なぜ越野建設の「音楽マンション」が国内トップシェアを獲得するまでに急成長したのか。その背景を伺うと、建物というハード面だけでなく、ソフト面の強化も同時に進めてきたと越野社長は語る。その取り組みの1つに、「音楽マンション倶楽部」という入居者会員制の導入がある。この制度は、入居すると同時に入居者会員資格を得ることができ、音楽イベントに招待してもらえたり、プロ・アマ問わず音楽活動の支援が受けられたりするそうだ。また、入居希望者向けには空室状況が都度配信されるメール会員制度があり、登録するとナビ媒体より早い情報を受け取ることができるサービスだという。このような、消費者目線の手厚いサポートが音楽愛好家の心を掴んでいるのだろう。さらに、この取り組みは入居者の滞在率にも大きく効果を発揮しているそうだ。不動産物件の良し悪しを判断する指標の一つに、「滞在率」という、空室ができない状態を調べる指標があるそうだが、一般的に80%以上であれば優良と言われるのに対して、越野建設の音楽マンションは、最も古い物件でも滞在率は現在99.3%という数値が出ている。音楽マンションを拡めていく意義について越野社長に伺うと、「日本の音楽文化の裾野を拡げていきたい、音楽家をサポートできる存在でありたい」と力強く語った。(2018年5月19日 カウテレビジョン/内村桜子)

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