山芳製菓株式会社   山崎 光博 会長

品質とアイデアで勝負!山芳製菓の新しいチャレンジ

 2017年3月、山芳製菓株式会社の山崎光博会長を約1年ぶりに取材した。 山芳製菓は、東京都板橋区に本社を構える創業1953年のポテトチップスメーカーだ。同社を象徴する代表的なポテトチップスは、わさび味とビーフ味をかけ合わせた「わさビーフ」。ツンと鼻を通るクセになる味が特徴的で、20代〜30代→20代〜40代の男性から支持を集めている。1987年の発売から約30年間愛され続けるロングセラー商品だ。わさビーフの味を基本にした「タン塩風味」や「明太マヨ」、「ジャーキー味」などの味の横展開も進んでいる。年間20〜30種類の新商品が生まれている中で、最近は「北海道リッチバター味」が、わさビーフに並ぶ2大ブランドに育ちつつあるそうだ。
 ポテトチップス業界は年々価格競争が激化するレッドオーシャン。特にコンビニエンスストアで販売されるポテトチップスのプライベートブランド化が進み、業界最大手のカルビー、2位のコイケヤ、そして3位の山芳製菓でさらに厳しい戦いを強いられている。その中で山崎会長は自社の立ち位置について、「品質とアイデアで勝っていく路線はぶらさない」と語る。ポテトチップスの品質追求を通じて、美味しさや、ホッとするような憩いを消費者に提供し続けたいという考えだ。
 今後の同社の展開について伺ったところ、こつこつと育ててきたわさビーフブランドの次の一手として、牛をモチーフにしたキャラクター「わさっち」を使ったコラボ商品の開発や、他社へのOEM委託生産などの新しい領域にもチャレンジしていきたい意向を示した。これからの同社の新商品と新しいアイデアに注目していきたい。
(取材:2017年3月7日カウテレビジョン千代島麻乃)

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