フットマーク株式会社   磯部 成文 会長

「フットマーク流ものづくり」で新たなチャレンジ

 2018年3月、フットマークの三瓶社長に、番組収録以降の取り組みについて伺った。同社は、今では当たり前となった水泳キャップを日本中の学校に普及させたり、「介護」という言葉を生み出した企業で知られる日本一企業だ。事業の柱は、?水泳事業?介護事業?健康インナー事業の大きく3つ。特に、ここ最近は3つの事業それぞれで新しい商品開発が進んでいるという。
 2016年に三瓶社長は「新しいマーケットを創れる商品開発を進める」という方針を打ち出した。それ以降、例えば水泳事業の中では、水着や水泳バッグなどの素材選定や耐久性を高める技術を応用して、中学生向け通学カバンの開発に着手し、2017年12月から発売スタート。現代の中学校事情によると、昔に比べて教科書の厚みが3割増しになり、腰への負担や持ち運びの難しさがメディアにも取り上げられるようになったそうだ。その社会的背景もあって、重さを感じにくい構造や内側に視認性の高い色を使う等の細かい工夫が施された同社のカバンの売上は好調に伸びているという。またその他にも、社長自ら音頭を取る「社長特命部」が結成され、父の日のプレゼント向けにぴったりな商品の開発も進められている。次々と新商品が生み出される秘訣について三瓶社長は、「社員の”やりたい!”がスタートの基本。やりたいから工夫やアイデアが生まれ形になる」と語る。先程述べた通学カバンも社員が聴いてきたお客様の声を基に、「やりたい」から生まれた商品だ。年齢・階層関係なく、同社にはものづくりのDNAが息づいている。
 最後に採用についても伺った。2018年4月には新しく2名が入社したそうだ。求める人物像は、誰かのために何かを生み出すものづくりにチャレンジしたい人。同じものづくりでも、ITのシステム開発などのバーチャルとは違うリアルな面白さを感じて欲しいという。新しいマーケットを創造することに興味がある人は、是非フットマークの門を叩いてみて欲しい。
取材:カウテレビジョン千代島麻乃(2018年3月27日)

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