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株式会社平山ホールディングス   平山 善一 社長

日本の人手不足を解決する。平山ホールディングスの挑戦

2019年11月、株式会社平山ホールディングス・平山善一社長を取材した。
平山ホールディングスは工場の製造請負事業を中心に技術者派遣や現場改善コンサルティング事業など、日本のモノづくりを支えて続けてきた製造支援企業だ。
同社は2018年に「FUNtoFUN」「平和鉄工所」、2019年に「大松サービシーズ」という3社をグループ傘下に加え、食品製造分野から外国人の就労支援事業にまで領域を広げている。平山社長は「これからは製造業だけに拘らず、日本の人手不足という社会課題解決を考えていく。その鍵となるのが海外人財だ」と語った。
実際に同社は、ミャンマー・マンダレー工科大学と連携し、外国人技術者の育成に取り組んでいる。多くの日本企業でエンジニア不足が深刻化する一方、ミャンマーではエンジニア職そのものが少なく、多くの工学生が専門知識を活かせていないそうだ。
両国の課題に対して同社は、現地学生への日本語教育など、日本企業で働く為の支援を行っており、現在11名の学生が日本のエンジニアとして活躍している。
また、製造支援を通じて蓄積してきたデータと経験を活かした新サービスも始まっている。それが2019年7月にリリースされた労働災害防止支援サービス「HAio」だ。
これは、工場で働く一人ひとりのバイオリズムをチェックし、事故が起こりやすい状況を事前に知らせてくれる、というもの。「これまで企業全体の危機管理を行うサービスはあったが、実際に現場で発生する事故の殆どがヒューマンエラーによるもの。HAioを活用すれば、個としてのアラートを知ることができる」という。今後は1年以内に1万人の利用者獲得を目指す、とのこと。実際にリリースから数ヶ月で大手自動車メーカーの工場で利用が始まるなど、急速な広がりを見せている。
なお、採用面においては、新卒人材350名を採用予定だという。製造支援企業として、独自のサービスを展開してきた同社。平山社長は「リーダーシップを発揮し、継続して物事に取り組む事が出来る人材は必要だ」と語った。
<2019年11月 カウテレビジョン/紫垣寛>