株式会社友桝飲料   友田 諭 社長

日本一へ!既存事業の成長と更なるチャレンジ

 「2つの主軸事業の両方で、日本一を目指します」。物腰柔らかくも力強く宣言するのは、株式会社友桝飲料の友田諭社長。2019年3月、友田社長に番組収録以降の取り組みについて伺った。

 同社は、創業120年近い清涼飲料メーカーだ。代表的な商品としては、「スワンサイダー」や「こどもびいる」そして「蛍の郷の天然水(スパークリング)」などで知られている。部門としては大きく2つ。まず、飲食店や企業、地方自治体とのコラボによって商品を生み出す多品種小ロット部門。もう1つが炭酸水部門で、地元・小城の天然水を使った「蛍の郷の天然水(スパークリング)」が九州を超え関東でも伸びているという。大手と競合しないニッチな市場を獲得している多品種小ロットと、飲料業界においてシェア拡大を狙う炭酸水部門。この両輪で走る経営をさらに加速させ、友田社長は日本一を見据えている。

 また、2018年10月には、約190年の歴史をもつ京都の清酒醸造会社であるハクレイ酒造株式会社を子会社化した。事業承継に課題のある酒蔵をグループ化することによって経営を回復させ雇用を守り、さらに将来的には同グループにとっても新たな柱に育てていければと見込んでいる。友田社長が25歳で社長に就任してから15年間程かけて行ってきた友桝飲料での企業成長を、新たな分野でも実現しようというチャレンジが動き出したのだ。

 最後に人材採用・育成についても伺った。2019年4月には、大卒高卒含めて17名の新入社員が入社する。2016年からの推移は7名、12名、15名と新卒採用も定着している。新入社員は入社後、必ず製造現場からスタートするという。ものづくり最前線を経験した後に、商品開発やその他の部署へとキャリアステップをしていくという。ものづくりの一丁目一番地を知ることが友桝の次世代を担う新入社員たちにとって重要であると、友田社長は強調した。

取材:大滝美代子/カウテレビジョン(2019年3月29日)

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