中小企業のための特許活用TV(企業の特許にまつわるお悩みを、加藤久弁理士が動画で解決します!)

自社の技術や製品を知的財産として経営に活かしたいが方法が分からない。商標登録を勧められるが何から手を付けてよいか分からない。この番組では、そんな企業の知財・特許・商標といったお悩みを、知財の専門家、加藤合同国際特許事務所の加藤久弁理士専門家が解説します。

知財全般

知的財産で保護できるものとは?

機械製造メーカー創業者(65歳・男性)のお悩み。
今までお客様の依頼に応じて機械装置を作ってきました。しかしそれでは受注に大きな波があるため、今後は経営の安定化のためにオリジナルブランドの製品を製造・販売したいと考えています。そのような背景から、今までに培った技術力や新製品を知的財産として経営に活かしたいと思っています。しかしながら、知的財産に関しては全くの素人です。どんなものが知的財産として保護されるのか、それをいかにして掘り起こすかについて教えて頂きたいです。

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知的財産

(監修:加藤久弁理士

知財全般

加藤弁理士の解説内容を以下にまとめました。

特許

知的財産とは?

特許だけでなくノウハウや著作権など広範囲を指し、特許庁が所管する主な権利は以下の4つです。①特許権 ②実用新案権 ③意匠権 ④商標権。この4つに共通するものとしては、自らが動いて権利を取得するプロセスが必要です。

特許権とは?

特許権では、技術的なアイディアや技術的な工夫が特許として保護されます。技術と言うと「技術とは何?」と思われるかもしれません。ですが、難しく考えずになにか工夫すれば特許になると考えると良いでしょう。困ったときにはお近くの弁理士にご相談ください。近頃では、ビジネスモデルやAIといった、技術ではなさそうなものでも特許権になる可能性があります。 出願費用は約30万円です。

実用新案権とは?

特許と実用新案権は非常に似た制度となっています。違いは大発明であるものが特許権。大発明には至らないが、発明であるものが実用新案権です。しかし現在は、審査の差が厳密にはないため、似たような制度が2つあると考えて良いでしょう。

  
特許

意匠権とは?

意匠権は「デザイン」に関する特許です。従来にない新しいモノであれば他の特許と違い、理屈抜きに登録することができます。新しいモノということを証明できれば意匠権となりえます。出願費用は約12~13万円です。

商標権とは?

商標権は消費者が同じ名前の会社や商品を選ぶ時、何を目印に買っていいかの区別をつけるため、会社や商品の名前をつける時に普通名称的なものを除き、登録することで国内でその人しか使えないようにするものが商標権です。現在、これに関しては非常にトラブルの多い特許となっています。出願費用は場合によりますが、10万以下となっています。

知的財産を保護するメリット

知財を持つことで価格決定権を得ることができ、利益に繋がります。特許を持つ中小企業と持たない企業では営業利益率が1%も違うなど、大きな差があります。意識的な問題として、出願費用を「投資」と考えることが将来的なビジネスを勝ち抜くことにおいて重要になります。また特許は知財を守るだけではなく、広告としての効果もあります。

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