夢を育てる by レベルファイブ日野社長

投稿日時:January 26, 2005 / 01:58 AM  投稿者: 高橋康徳

◇2005年1月25日◇

15時。その時が来た。

向かった先は福岡市大名のおしゃれなデザイナーズビル。ある超大物クリエイターを訪問するためだった。その大物とは、福岡が世界に誇るゲームプロデューサー、レベルファイブの日野晃博社長。


レベルファイブと日野晃博社長

日野社長はご存知、ドラクエ8の大爆発で一気に「世界の日野」に駆け上がった九州の星。若いクリエイターにとって憧れの存在だ。年商17億。ドラクエの発売以降、あちらこちらのメディアから取材依頼が殺到し超多忙な身であることを承知の上で「日野さん、30分でもいいから時間を下さい!」と頼み込んで割り込ませてもらったのだった。

社長秘書に案内されたのは「リラックスルーム」と呼ばれる部屋。ここは日野さんが社員のクリエイティビティを喚起するために大金を投じて創った遊び心満載の空間だ。壁には様々な小物やグッズが並べられ、掘りごたつ、プロジェクター、ネット回線など、完璧なリラックスの空間が演出されている。けど、そんな空間にあっても僕の心はリラックスには程遠かった。

いつでもCOWのプレゼンを始められるように紙の資料とノートパソコンを机の上にスタンバイする。待つこと2分。日野さんが現れた!約半年ぶりに会う日野社長。少し遠い存在になってしまったかな?との僕の心配をよそに、半年前となんら変わらぬ気さくな様子で迎え入れてくれた。「高橋さん、お久しぶりですね」


日野社長と久しぶりの対面

「日野さん、今日はお忙しいところありがとうございます!」

「やー高橋さん、元気されてましたか?」

「はい。おかげさまで充実した毎日を送らせてもらっています。去年蒔いたビジネスの種がようやくいくつか芽を出そうとしているところです」

「よかったですねー。独立したけど上手くいかない人が多いですからねぇ」

「ありがとうございます!」

・・・と短い近況報告の後、早々にプレゼンに入った。リミットは?と伺うと長目に見て1時間も空けてくれたそうだ。感謝!

「日野さん、先に電話でお話した通り、2月にインターネット上のTV局を開局します。その最初のコンテンツとして九州の社長100人インタビューする『社長室100』を計画しています。今日はぜひ出演いただきたいと思って来ました」

「・・・」

実は今朝から何度も何度も、このプレゼンテーションの練習を重ねていた。そして、僕が導いた結論はこれだった。

「口で説明するよりも、今日は実際の映像サンプルをお持ちしていますので、触ってみていただけませんか」

「ほお。これですか・・・」

(ノートPCを触る。クリック。映像を見る・・・)

(しばし無言・・・緊張が高まる)

「へー高橋さん、今こんな事してたんですねぇ」

「はい。他にもあれこれやってますけど、今はCOW-TVにMAXパワーを割いています」

実は僕はTNC時代にレベルファイブ社を密着取材している。詳しい経緯はココにあります。

「これだけの長尺の映像でサーバーは大丈夫?パンクしませんか?」

「そうならないよう対処させてもらいます」(それくらいアクセスあると嬉しいなぁ・・・)

「うち(レベルファイブ)のサーバーもドラクエ発売日はパンクしちゃいましたし・・・」

・・・(しばらく無言。画面見る)

「で、これいくらですか?」

「はい。イニシャルで○○万円で毎月の掲載料が■■万円。
 トータル年間▲▲万円です。最初の20社に対してはまだ視聴者が
 少ないですから安目に設定しています」

「へー。それは安いですねぇ」

「はい。クオリティには自信があります」

コーチプラスの佐野さんが「無料を好む人は意識が低い!」と書かれてましたが、これと同じコトを日野社長もおっしゃってた。僕も同感。「ちゃんと仕事をしたら、しっかり払うし、きっちりもらう!」これ基本。

「分かりました。面白いですね。やりましょう!」

「ありがとうございます!」(うおお、おっしゃー!!!)

こうして、COW-TVクライアント第一号がレベルファイブ社に決定しました。

「福岡から世界へ発信」を標榜するCOW-TVにとって、「福岡をゲーム業界のハリウッドに」を掲げる日野社長とレベルファイブの方向性はドンピシャリです。

そして、さらに日野さんから嬉しい言葉も。

「COWTVっていうインターフェイスがいいね。協力しますので成長させていきましょう」

「昔馴染みの高橋だから」という部分もあるんだろうが、今日の日野さんには、COW-TVに「夢」みたいなものを感じてもらうことができた。かすかではあるもののCOWに大化けの期待をかけるという「空気」を感じました。赤子のような小さなメディアがこれから成長していく過程を間近で見たいという親心とも言えるのでしょうか。


プレゼンを終えて

その後、昔話に花を咲いた。ロサンゼルスまで密着取材したE3のこと。滞在先の都ホテルで夜遅くまで語り合ったこと。互いに大河ドラマファンとして「やっぱ最高のキャスティングは『利家とまつ』でしたよねー」とか・・・。

きっちり1時間。

最後は日野社長本人がわざわざエレベーター前まで送って下さった。「ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします」と、一礼して去る。

自転車での帰り道。冷たい風が心地良かった。道すがら、このCOWプロジェクトを一緒に進めている天野龍に電話し朗報を告げる。電話の向こうで龍も興奮していた。

よっしゃー!!また燃えてきた!!

これから風呂に入って熱いミーティングの余韻に浸ります。

■今日のモチマネワード
モチマネワード048:「夢を育てる気持ち」

■1/25(火)の凡事徹底
○ 凡事チェック
× 年間目標を読む
○ 新聞を読む:ネット証券4社とも過去最高益、百貨店・スーパー売上高8年連続減
○ ブログ書く
○ 握手をする:吉浦
○ 大きな声で挨拶
○ 長風呂読書 
○ 腹筋100回 
○ 人(刺激)に会う:日野社長
○ 家族、先祖に感謝
○ チーム、友人、客に感謝
○ 10人にありがとう
○ 5人からありがとう
○ お礼ハガキ/メール/FAX

インターネットTV局『COW-TV』(2月1日開局予定←変わりません)

10時30分。会計士事務所の国光さん来社。今日は月に一度の会計チェックの日だ。先月はTNCでオンエアした「福岡クリーニング戦争」とJ-COMの「新春特番2005年の福岡経済」の売上が立ったので何とか初年度黒字化の目処が立った。社長の給料はまだほとんど無いに等しいけど。人気BLOGランキング←エールを!

13時。インターンシップ推進協議会の中原さん来社。スピンアウトと何らかの形でタイアップできないかという有難いお話をいただいた。スピンアウトの学生との関わり方について興味を持たれたようで、今後、互いの強みを活かしたタイアップが模索できるかもしれない。

しかし実は、これらのミーティングの間中、僕の頭の中は午後3時アポの「本日の大一番」のことでいっぱいだった。決して手抜きしたわけではありません。スピンアウトの浮沈を賭けたミーティングが控えていたんです。
(これはブログの冒頭に来るはずの文章ですが、レベルファイブの方が読者の皆さんに興味深いだろうとの判断から一番下に置きました・・・ただの日記だし)



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