mixi動画の勢いとweb動画のカテゴリー分類(まとめ)

投稿日時:May 11, 2007 / 11:05 AM  投稿者: 高橋康徳

怒涛の勢いmixi動画 

mixi動画の勢いがすごい。ITmediaによると、サービス開始わずか3ヶ月で投稿数でニコニコ動画を抜いたそうだ。ホームビデオ投稿熱の何と凄まじいことか。有料サービスであることを考えると、凄さ2倍だ。

ただ一部には、「数はmixiだが、質は・・・」などの反応はあるようだ。しかし、量が質を押し上げるというのもまた事実。そもそもネットというメディアは、そうして成り立ってきた側面の方が強い。1000の石から1の玉が出る。そんな世界だろう。 

20070511mixi.jpg

ITmediaを引用:mixi動画、早くも「国内最大級」投稿数「ニコニコ」の上

mixi動画のニュースが出たので、Web動画の分類を行ってみたい。

Web動画の勢力図:3大カテゴリー

現在、Web動画をめぐる大きな流れは、3つのカテゴリーに大別されつつあるように感じる。

カテゴリー1:「映像のプロが制作した巨大配信サイト」
その代表選手→Yahoo!動画、Gyaoなど

カテゴリー2:「主に素人が撮影した動画の配信・共有サイト」
その代表選手→mixi動画、ニコニコ動画、Youtubeなど

カテゴリー3:「地域のネットTV局をはじめとした有志」
その代表選手→天草TV、カウTV、大仏TV、あっとおどろく放送局など

20070511moviesite.jpg

「群雄割拠」、バラバラだから面白い

こうしたWeb動画環境。一見すると、大資本がかなり有利なように見えるが、実は組織の大小に関わらず、それぞれに強み・弱みが違う点が非常に興味深い。それぞれ「立ち位置」が異なるし、「視聴ターゲット」も「収益モデル」もバラバラである。まさに戦国時代の様相だ。ゆくゆくは、賢明な視聴者が各メディアを必要に応じて使い分けていくのだろう。その過程でいろんな統廃合や合従連衡などは起きるのだろうが、「天下統一」という時代でもなさそうだ。

小資本にも商機あり

世の中には、ほんの数%の大企業から、中、小、零細、さらに個人事業と規模も形態も様々な組織が無数にある。その中には、大企業が必ずしも勝者であると限らないケースも多い。Web動画も、「大資本だから有利」「小資本は不利」とは一概にいかない。 

それぞれの動画サイトが、自らの「特性」と「立ち位置」、それに、「市場の要望」などをしっかり見定めて事業を展開していくことが、生き残りのための必須条件と言える。

ただ一つ確実に言えるのは、黎明期を過ぎインフラがある程度整ってくると、結局は「コンテンツ勝負」になるだろう。ネット上のコンテンツ特性については、昨日のエントリーで少し触れた。

なお、上の表は今後さらに統合、細分化が進んでいくものと思われる。こうしたカテゴリー分析を重ねていきたい。



映像を研究する固定リンクコメント (0)トラックバック(0)

このエントリーのトラックバックURL

コメントを投稿

« Web通販マーケティング+映像=何が起きる? | メイン | Web動画がビジネスになる日は遠い?(1/2) »