スマステーションに学ぶ!映像勉強会

投稿日時:June 23, 2007 / 09:41 AM  投稿者: 高橋康徳

毎週土曜は恒例の映像勉強会。通称「VJ講座」。

スマステーション(テレビ朝日)に学ぶ

今回の題材となった番組は「SmaSTATION」スマステ。司会の香取慎吾の独特のリーディングで進む異色のバラエティ番組だ。なぜこの番組を選んのだか、それは中に出てくるVTR構成がとてもユニークだから。

映像勉強会 スマステーション

番組は、俳優・田村正和と司会・香取慎吾の対談形式。そのインタビューの合間に田村自身の生い立ちムービーが流れるという形式。今日は番組内容よりは演出面の工夫に主眼を。それが勉強会の趣旨なので。

今回の気づき(映像演出

☆カメラ割り
今回のカメラ割りは2ショット、田村カメラ、香取カメラ、クレーンの4カメ体制と感じた。(実はもっとあるかも知れないが)キー局の番組にしては最小限のカメラ割りで臨んでいる番組なのかもしれない。

☆画面2分割の編集ショットの理由
1ショットか2ショットを使い分けるのが通常の対談番組だが、今回は田村カメラと香取カメラを画面2分割で出すという手法が採られていた。これは、田村と香取という2つのブランドを同居させる工夫だろう。後半では画面3分割まで飛び出した。まるで「24」のような。

20070623smastation03.jpg 20070623smastation04.jpg

☆シンプルなテロップ
画面の端に出すテロップはかなりシンプル。これはスマステーションに共通するものだが、かっこいい。「弟田村亮」「私生活」「伝説」「スターという生き物」など、余計な説明を省いたテロップ。

20070623smastation05.jpg 20070623smastation06.jpg

過剰演出のない心地よさ

今回の演出で一番の気づきは「過剰演出のない心地よさ」だった。最近の番組にありがちな、制作側の意図的な過剰テロップによる感情操作。あれがほとんどなかった。ここで言う過剰演出とは、出演者のコメントをテロップで必要以上に脚色して笑いなどの視聴者反応を過剰に誘うもの。(テロップが全て悪いという意味ではない。くれぐれも)

何事もバランスが重要で、演出ゼロではテレビは成り立たないし、余計な演出が過ぎると視聴者のイマジネーションの自由を奪い過ぎる。ただでさえ「受動的でバカになる」と揶揄されるテレビから、イマジネーションまで損なわては、テレビを愛する者として寂しい気がする。そういう意味で今回のスマステーションはテロップによる過剰脚色が少なく素直に見れた。

今回は以上!ありがとうございました。



映像を研究する固定リンクコメント (0)トラックバック(0)

このエントリーのトラックバックURL

コメントを投稿

« 今の不幸は過去の自分の鏡・・・因果応報 | メイン | 検証!ビジネスを伸ばす3要素 »