エリートの逆襲/イフジ産業(株)藤井徳夫社長
投稿日時:March 10, 2008 / 12:45 PM 投稿者: 高橋康徳◇2008年3月10日(月)◇ 晴れ
九州大学法学部在学中に父が急死。家業だった養鶏業を継いだ。しかし、数年間の養鶏業生活で限界を感じ、業容変更を決意。当時、輸入が盛んになり始めていた「半加工卵」の事業に着手。倒産の危機などの紆余曲折を経て、ついにジャスダック上場も果たし、現在では国内の冷凍卵・液卵業界において大手四社の一角を占める規模に。本社、福岡県粕屋町。
そんな、イフジ産業株式会社の藤井郁夫社長にインタビューさせていただいた。
■エリートの転機
九州大学法学部という、いわばエリート出身。同級生たちが皆、大手銀行や商社などへ就職していく中、藤井社長は父の急死によって突然の転機を迎える。妹や弟の面倒を見るために家業を継ぐことを決意。大企業に入社していく同級生を尻目に、「いつか事業を大きくしてやる」という執念を持ちながらの船出だった。
冷凍卵・液卵は、主にパン工場やお菓子工場に収める商材だ。藤井社長は当初から、「業界最大手のヤマザキ製パンと取引せねば自社の明るい未来はない!」と決めていたという。そして福岡県古賀にある同社工場に日参を始めるも、門前払いの日々。そんなある日、ライバル会社が品質管理ミスを起こしてしまう。「おい、お前のところ、今日中に用意できるか?」とヤマザキ製パンの担当者からの声かけ。この一大チャンスをものにしたのを機に、イフジ産業と藤井社長は上昇街道を突っ走っていく。
■他人よりちょっと考え、他人よりちょっと動く
イフジ産業は、業界大手四社の中では最後発。中小を合わせても事業開始は後ろの方の部類に入るという。そのイフジ産業が次々と先発組を抜き去り、今では業界有数の地位を築いたその理由を藤井社長に伺うと、こんな答えが返ってきた。
「他人よりちょっとだけ考えて、他人よりちょっとだけ動く。これしかありません」

イフジ産業・藤井徳夫社長のインタビューは3月中旬ごろ公開予定です!
(高橋康徳)
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