技術を残すのは上か中か下か?
投稿日時:November 20, 2009 / 12:46 PM 投稿者: 高橋康徳2009年11月20日
「財を残すは下、仕事を残すは中、人を残すを上とす」

僕らのオフィスが入っているピエトロビルの外でXmasイルミネーションの飾り付けが始まりました。いよいよ天神の街はクリスマスムード一色。カウテレビジョンも「不況は関係ないぜ」と日々制作に励んでいます。
今朝は7時から早朝勉強会に参加。
今日の教材はカンブリア宮殿の「神の手を持つ時計修理職人」だった。米粒より小さなネジやゼンマイを修理していくスゴイ精密技術のドキュメント。「使い捨ての時代の揺り戻しが来ている」と村上龍が言うとおり、長い間愛着をもって使い続けたものには、そのモノの価値以上に「想い」という付加価値が載ることを学んだ。
さて、表題の件。
「財を残すは下、仕事を残すは中、人を残すを上とす」という野村克也さんの有名な言葉がある。では「技術」を残すのはどうなんだ?「技術イコール人」だから「技術を残すは上」だと解釈した。が、気になるのはそれだけじゃない。この「神の手」の技術は一体どうやって後世に受け継がれるか?子孫へ?弟子へ?残念ながら番組で後継者の様子を見ることは出来なかった。
国は伝統技術の保護を目的に「現代の名工」や「人間国宝」といった施策を作っているが、貴重な技術を残していくためには、誰かに必要とされないとダメなんろうと感じる。求められない技術はやがて廃れる。技術者はマーケットとしのぎを削るという意識を持つべきだろう。僕らもある意味ドキュメンタリー制作の技術者なので、技術を高めながら同時にマーケットを探し続ける必要がある。
技術が新マーケットで生き残った好例として「だれかに話したくなる小さな会社(浜口隆則・村尾隆介共著)」で紹介されたイタリアの網メーカー話がある。漁業用の網メーカーがその技術を生かしてサッカーのゴールネットという新市場で引っ張りだこらしい。
このように、技術が生き残るためには、(1)技術を高めること、に加え、(2)その技術が生かせる市場を探し続けること、の2点が大切なのだと感じた。
■新・凡事徹底リスト
○ 早起き6時半時まで
○ 凡事チェック
○ がっちり握手!
○ さわやか元気に挨拶
○ 刺激に会う:アニーグループのXmasパーティー
○ 家族、先祖に感謝
○ チーム、友人、客に感謝
○ お礼ハガキ/メール/FAX
○ 電話は3コール以内で出る
○ ちょっとイイトコ見つけて褒める
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コメント (2)
コメント遅いですが・・・
いつもブログ拝見しております。
今回の記事に関連して、『木のいのち木のこころ—天・地・人 (新潮文庫) 』という本をお読みになってはいかがでしょうか?
法隆寺の宮大工、西岡常一氏と弟子の小川三夫氏の言葉を聞き書きしたものです。
1300年以上昔、飛鳥の時代から伝わる口伝の重み。その一つ一つの言葉や、西岡氏、小川氏の姿から、指導する立場の人間の在り方を深く考えさせられます。
伊藤忠商事会長の丹羽宇一郎氏もオススメする本です。ぜひご一読を。
☆hk1226さん
コメント&書籍の推薦ありがとうございます。参考にさせていただきますね。