現代人はサルに勝てるのか?

投稿日時:April 15, 2010 / 12:05 PM  投稿者: 高橋康徳

今日はカタめの文章を書きます。

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サルの世界に「道徳」という概念があるのかどうか知らないが、

我々が「道徳」を学ぶ意義を、安岡正篤先生と陶冶会の佐々木会長が教えてくれた。

(1)そもそも自然は法則の世界であって、そこから科学が発達したのです。道徳とは特殊なもの、不自然なもの、何か作為的なもの、強制的なものだと考えることが根本的な間違いで、逆に道徳というものが一番自然なもの、しかも真実なものであるということを、はっきりとわきまえなければいけない。又わきまえさせなければいけない。

(2)信仰とか宗教とかいうことは日常の実践なのだ。つまり道徳なのだ。宗教と道徳とを物のように区別したのは、人間のとんでもない間違いです。広い意味において人たることが道徳なので、すべて人間はいかに生くべきかということを総て道徳と申します。これを間違えたら人間は破滅してしまう。

これは、昭和43年に全国師友協会から発行された安岡正篤先生の講録「古今に学ぶ-日本の盛衰-」の引用。道徳は自然であり、自然は法則であり、法則とは理にかなっているもの。という。なるほど納得。

そういえば、これに似た話として「人間の勘(直感)」の話がある。

「勘とは、脳が人生で蓄積してきたデータベースの集大成なので、高い確率で正しい!」という話。これら「勘」や「道徳」はいずれも具体的な形がなく成果も見えにくいので、物質優先の世の中で軽視されがちだが、こうして考えるとどちらも理にかなっているということ。人間社会の秩序が乱れている今、道徳が「自然のルール」として見直されているのも頷ける。

「人間がサルよりも真に知的な動物である」

と証明する意味でも、「道徳教育」の真価が問われる時代なのかもしれない。

がんばろう、人類。 がんばろう、自分。

高橋康徳/株式会社カウテレ ビジョン

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